明日 10/28 学科試験 / 目標 30問正解(60点)
一夜漬けシート
令和6〜8年度の本試験250問を集計して、暗記だけで取れる論点に絞りました。
紙で持ちたい場合:
A4に4面付けしたPDF(3枚)
/ A6そのままのPDF(12ページ)
A4版は印刷して十字の線で切るとA6カード12枚になります。
作戦 — 計算を全部捨てても31問
過去5回の出題構成から逆算した取り分です。合格ラインは30問。
合計 31問 / 50問
計算10問は全部「イ」で埋めても、期待値で2〜3問は当たります
S級絶対に落とすな・数値11問
ここは考える要素がゼロ。覚えていれば即答、覚えていなければ絶対に落とす。最優先。
タップで答えが開きます。開いた状態でもう一度タップすると「覚えた」印が付きます。
✓絶縁抵抗の最小値(3段階)配線図問題で毎回出る
| 対地電圧150V以下 | 0.1 MΩ |
|---|---|
| 300V以下(150V超) | 0.2 MΩ |
| 300V超 | 0.4 MΩ |
一般家庭の100V回路は対地電圧100V → 0.1MΩ。単相200Vも対地電圧は100Vなので0.1MΩ。三相200Vは対地電圧200V → 0.2MΩ。
✓接地工事の種類と抵抗値配線図問題で毎回出る
| D種(300V以下) | 100 Ω 以下 |
|---|---|
| C種(300V超) | 10 Ω 以下 |
| A種(高圧) | 10 Ω 以下 |
C種・D種とも、0.5秒以内に動く地絡遮断装置があれば 500Ω まで緩和。問題文に「地絡遮断装置は設置されていない」と書いてあったら緩和なしの100Ω/10Ωを選ぶ。接地線の太さは C種・D種とも 直径1.6mm以上。
✓IV線(600Vビニル絶縁電線)の最高許容温度
60 ℃
選択肢に45・60・75・90が並びます。60。
✓電線の許容電流(基本値)掛け算1回で1問取れる
| 1.6 mm | 27 A |
|---|---|
| 2.0 mm | 35 A |
| 2.6 mm | 48 A |
| 5.5 mm² | 49 A |
「管に○本収めた場合の1本あたりの許容電流は」は、基本値 × 電流減少係数の掛け算1回。係数は問題文に書いてあります。例:2.0mmを4本・係数0.63 → 35×0.63=22.05 → 22A。計算問題の顔をした暗記問題です。
✓電流減少係数(問題文に無い場合)
| 3本以下 | 0.70 |
|---|---|
| 4本 | 0.63 |
| 5〜6本 | 0.56 |
✓支持点間の距離
| 合成樹脂管 | 1.5 m 以下 |
|---|---|
| ケーブル(造営材に沿う) | 2 m 以下 |
| ライティングダクト | 2 m 以下 |
| 金属管(引掛け) | 2 m 以下 |
合成樹脂管だけ1.5m。ここが引っかけです。「合成樹脂管の支持点間を2mとした」は不適切で、過去問の正解になっています。
✓D種接地工事を省略できる条件
- 金属管の長さが 4m以下(乾燥した場所)
- 対地電圧150V以下 かつ 管の長さ 8m以下 で乾燥した場所
- ライティングダクトの長さが 4m以下
過去問では「乾燥した場所、管の長さ3mなのでD種省略」=適切、「ライティングダクト全長3.5mなのでD種省略」=適切。数字が4や8を超えていたら不適切を疑います。
✓分岐回路:遮断器の定格 → 電線の太さ・コンセント
| 20 A(配線用遮断器) | 1.6mm以上 / 20A以下 |
|---|---|
| 30 A | 2.6mm以上 / 20〜30A |
| 40 A | 8mm²以上 / 30〜40A |
| 50 A | 14mm²以上 / 40〜50A |
1つだけ覚えるなら 30A → 2.6mm。ここが一番出ます。
✓幹線から分岐して遮断器を省略できる距離
| 3 m 以下 | 制限なし |
|---|---|
| 8 m 以下 | 幹線の 35% 以上 |
| 8 m 超 | 幹線の 55% 以上 |
「3・8」「35・55」をセットで。長く引くほど太い電線が要る、と理解すれば向きを間違えません。
✓合成樹脂管の差込み深さ
| 接着剤なし | 外径の 1.2 倍以上 |
|---|---|
| 接着剤あり | 外径の 0.8 倍以上 |
✓電線の接続で守ること(4つ)
- 電気抵抗を 増加させない
- 引張強さを 20%以上減少させない
- 接続部分は絶縁電線と 同等以上の絶縁効力のもので被覆
- 接続器を使う場合は ろう付け不要
「引張強さを20%以上減少させてはならない」が頻出。「電気抵抗を20%以上増加させない」と書いてあったら誤り(抵抗は一切増やしてはいけない)。この入れ替えが引っかけです。
S級法令 — 毎回3問、パターン固定5問
過去5回すべてで問28=電気工事士法、問29=電気用品安全法。選択肢までほぼ同じです。ここは3問とも取ります。
✓電気工事士でなくてもできる「軽微な作業」
- 電線を支持する 柱・腕木を設置する
- 地中電線用の管を設置する
- 電力量計・電流制限器を取り付ける
- インターホン・電鈴の 二次側配線
- 露出型のコンセント・スイッチの 交換
キーワードは「柱・地中の管・メーター」。この3つが出たら資格不要です。
✓電気工事士でなければできない作業
- 電線相互を 接続する
- 電線を造営材に 固定する
- 電線管に 電線を収める
- 電線管を 曲げる/電線管相互を接続する
- 配電盤を造営材に取り付ける
- 接地線を取り付ける
「a、bともに電気工事士でなければ従事できないものは」という問われ方。電線管をいじる系と配電盤は全部アウト(資格が要る)。過去問の正解は「a:配電盤を造営材に取り付ける/b:電線管を曲げる」でした。
✓特定電気用品 かどうかの見分け
| 特定電気用品 | 配線用遮断器(100A以下)/漏電遮断器/ヒューズ/差込接続器/ケーブル(22mm²以下)/絶縁電線(100mm²以下) |
|---|---|
| 特定以外 | 換気扇/電気ストーブ/蛍光ランプ/金属製電線管/ケーブル配線用スイッチボックス |
「電気を通す・遮断する部品」=特定、「器具そのもの・管」=特定以外と覚えます。過去問の正解は「定格電流20Aの配線用遮断器」。
✓PSEマークの形
| 特定電気用品 | ひし形 <PS>E |
|---|---|
| 特定以外 | 丸 (PS)E |
特定=ひし形(とがっている=危ない)。小さい部品で表示スペースが無い場合は記号に代えて「<PS>E」と書いてよい、も正しい記述です。
✓法令の「誤っているもの」で狙われる定番
- 電気用品安全法は 「一般用電気工作物等」と「自家用電気工作物」を定義していない → これが誤りの選択肢
- 電気工事士法は「電気工事の作業に従事する者の資格及び義務を定めた法律」 → 正しい
迷ったら「その法律の名前が守ろうとしているもの」に合うかで判断します。電気用品安全法はモノ(用品)の法律なので、工作物の定義はしません。
A級図記号 — 添え字だけ覚える5問
配線図20問の土台です。図そのものを覚えるのは無理なので、記号の横に付く英字だけ覚えます。これで「◯で示す図記号の器具は」にかなり答えられます。
配線用遮断器
過電流を遮断する
漏電遮断器
地絡電流を遮断する
漏電遮断器
(過負荷保護付)
(過負荷保護付)
過電流と地絡の両方
電力量計
電力を量る
点滅器(スイッチ)
黒丸。横の数字が路数
3路スイッチ
2か所から入切
白熱灯・一般照明
白丸
蛍光灯
細長い長方形
✓コンセントに付く添え字配線図で何問も出る
| E | 接地極付 |
|---|---|
| ET | 接地端子付 |
| EET | 接地極付 かつ 接地端子付 |
| WP | 防雨形(屋外・浴室) |
| LK | 抜け止め形 |
| H | 引掛形 |
| T | 引掛シーリング |
E=極、T=端子。両方あれば EET。WP は Weather Proof で屋外用です。
✓点滅器(スイッチ)に付く添え字
| 3 | 3路(2か所から入切) |
|---|---|
| 4 | 4路(3か所以上から入切) |
| P | プルスイッチ(ひも) |
| R | リモコンスイッチ |
| A | 自動点滅器 |
| T | タイマ付 |
| H | 位置表示灯内蔵(ほたる) |
| L | 確認表示灯内蔵(パイロット) |
✓配線の線の種類
| 実線 | 天井隠ぺい配線 |
|---|---|
| 破線 | 床隠ぺい配線 |
| 点線 | 露出配線 |
| 一点鎖線 | 地中埋設配線 |
天井が実線。いちばん普通の工事が、いちばん普通の線です。
✓電線管の種類を表す記号
| (表記なし) | 薄鋼電線管 |
|---|---|
| VE | 硬質ポリ塩化ビニル電線管 |
| PF | 合成樹脂製可とう電線管(自己消火性あり) |
| CD | 合成樹脂製可とう電線管(自己消火性なし・オレンジ色) |
| F2 | 2種金属製可とう電線管 |
CDは燃えるのでコンクリート埋設専用。「CD管を露出配線に使った」は不適切です。
✓三相・単相の電源表示
| 1φ2W | 単相2線式 |
|---|---|
| 1φ3W | 単相3線式(一般住宅) |
| 3φ3W | 三相3線式(動力) |
φ=相(phase)、W=線(wire)。
A級測定器5問
問24〜27あたりで毎回2問前後。選択肢の文章が毎回ほぼ同じなので、引っかけポイントだけ覚えれば取れます。
✓絶縁抵抗計の出力電圧は 交流か直流か過去問の正解になった引っかけ
直流
「絶縁抵抗計の定格測定電圧(出力電圧)は交流電圧である」という選択肢が出たら、それが誤り=正解です。対して接地抵抗計は交流。ここが対になっています。
✓絶縁抵抗計・回路計の零点調整
絶縁抵抗計は、接地端子(E:アース)と線路端子(L:ライン)を短絡して、指針がゼロを指すことを確認します。
回路計(テスタ)の抵抗測定も同じく、赤と黒の測定端子を短絡してゼロに調整。
どちらも「短絡してゼロ」。「∞(無限大)を指すことを確認」と書いてあったら誤りです。
回路計(テスタ)の抵抗測定も同じく、赤と黒の測定端子を短絡してゼロに調整。
どちらも「短絡してゼロ」。「∞(無限大)を指すことを確認」と書いてあったら誤りです。
✓何を測る器具か
| クランプメータ | 負荷電流・漏れ電流(線を挟む) |
|---|---|
| 検相器 | 三相の相順 |
| 検電器 | 電圧の有無 |
| 回路計(テスタ) | 電圧・電流・抵抗 |
| 接地抵抗計 | 接地抵抗(補助極2本を直線に) |
✓接地抵抗の測定方法
接地極 E と補助極 P・C を ほぼ一直線に、約10m間隔で配置します。
測定は交流で行います(直流だと分極が起きるため)。
測定は交流で行います(直流だと分極が起きるため)。
✓竣工検査の順序
目視点検 → 絶縁抵抗測定 → 接地抵抗測定 → 導通試験
通電前に行うのが絶縁抵抗。目視が最初は常識問題として押さえます。
B級施工方法 — 「不適切なものは」の型7問
問20〜23の定番。数字が出てきたらS級の表と照合、数字が無ければ下の禁止事項と照合します。
✓ライティングダクトの決まり
- 開口部は 下向きに(上向きは不可)
- 支持点間 2m以下
- 終端部は 閉そくする(エンドキャップ)
- 造営材を貫通してはならない
- 湿気の多い場所・水気のある場所には施設できない
過去問の正解は「建造物の壁を貫通して設置した」=不適切。貫通NGが最頻出です。
✓どんな場所でもできる工事(万能な3つ)
ケーブル工事 / 金属管工事 / 合成樹脂管工事
この3つは場所を問わず施工できます(CD管は除く)。逆に、がいし引き・金属線ぴ・金属ダクト・ライティングダクト・平形保護層は、展開した乾燥した場所などに限られます。
「湿気の多い場所に◯◯工事を行った」という選択肢が出たら、万能3つ以外なら不適切を疑います。
「湿気の多い場所に◯◯工事を行った」という選択肢が出たら、万能3つ以外なら不適切を疑います。
✓金属管工事の決まり
- 管内で電線を 接続してはならない(接続はボックス内で)
- 使う電線は 絶縁電線(OW=屋外用は不可)
- 管の厚さ:コンクリート埋込みは 1.2mm以上
- 曲げ半径は管内径の 6倍以上
- 300V以下なら D種接地(4m以下で省略可)
✓単相3線式で絶対にやってはいけないこと
中性線にヒューズ・開閉器を入れること
中性線が切れると、片側に異常電圧がかかって機器が壊れるためです。中性線は切ってはいけない。
✓コンセントの極性とスイッチの位置
接地側(W と刻印がある方)に 白色の電線をつなぐ。
スイッチは 非接地側(黒)に入れる。
「スイッチを接地側に入れた」は不適切です。切っても器具に電圧が残って危険だからです。
スイッチは 非接地側(黒)に入れる。
「スイッチを接地側に入れた」は不適切です。切っても器具に電圧が残って危険だからです。
✓地中埋設の深さ
| 車両の重量がかかる | 1.2 m 以上 |
|---|---|
| それ以外 | 0.6 m 以上 |
✓アウトレットボックスの用途(=何に使わないか)
使う:電線の引き入れを容易にする/電線相互を接続する/照明器具を取り付ける部分で電線を引き出す。
使わない:配線用遮断器を集合して設置する(それは分電盤の役目)← 過去問の正解です。
使わない:配線用遮断器を集合して設置する(それは分電盤の役目)← 過去問の正解です。
B級工具・材料5問
問11〜14の鑑別。写真で出るので完璧は狙わず、名前と用途の組み合わせだけ押さえます。
✓金属管の工具は何に使う?
| パイプベンダ | 金属管を曲げる |
|---|---|
| リーマ | 管切断後の内側のバリ取り |
| クリックボール | リーマを取り付けて回す |
| 金切りのこ | 金属管を切断 |
| パイプレンチ | 管をねじ込む(曲げるのではない) |
| ねじ切り器(オスタ型) | 管にねじを切る |
| ホルソ | 金属板に穴をあける |
| パイプバイス | 管を固定する |
✓合成樹脂管に使う工具
切断・曲げに使うのは 合成樹脂管用カッタ / 面取器 / トーチランプ(加熱して曲げる)/ 金切りのこ。
過去問で「使わないもの」の正解になったのは 電工ナイフ です。
過去問で「使わないもの」の正解になったのは 電工ナイフ です。
✓リングスリーブの大きさと刻印
| 小 | 1.6mm×2本/1.6mm×3〜4本/2.0mm×1+1.6mm×1〜2 |
|---|---|
| 中 | 2.0mm×2本/1.6mm×5〜6本/2.0mm×1+1.6mm×3〜5 |
刻印は、1.6mm×2本のときだけ「○」、それ以外の小スリーブは「小」。12月の技能試験でも効きます。
✓ケーブル・電線の記号
| IV | 600V ビニル絶縁電線 |
|---|---|
| VVF | 平形ビニルシースケーブル(住宅の定番) |
| VVR | 丸形ビニルシースケーブル |
| CV | 架橋ポリエチレン絶縁ビニルシース |
| EM-EEF | エコケーブル(環境配慮形) |
| OW | 屋外用ビニル絶縁電線(屋内では使えない) |
| DV | 引込用ビニル絶縁電線 |
OWとDVは「外専用」。屋内配線に使う選択肢が出たら不適切です。
✓ボックス・付属品の名前
| ブッシング | 管端で電線の被覆を傷めないようにする |
|---|---|
| ロックナット | 管をボックスに固定 |
| カップリング | 管相互を接続 |
| コンビネーションカップリング | 種類の違う管同士を接続 |
| ノーマルベンド | 管を直角に曲げる部分 |
| サドル | 管を造営材に固定 |
| エントランスキャップ | 管端から雨水の浸入を防ぐ |
捨てる見た瞬間に飛ばす問題—
時間を使わないことが目的です。悩んだ時点で負け。
以下が出たら、選択肢を読まずにマークして次へ進む。
- 問1〜6あたりの 回路図+「合成抵抗は」「電流は」「電力は」
- 「力率」「リアクタンス」「コンデンサ」が出てくる問題
- 三相の線電流・相電圧を求める問題
- 電圧降下・電力損失を求める問題
- 配線図の 「ボックス内の接続で使用するリングスリーブの個数」(複線図を描かないと解けない)
- 配線図の 「最少電線本数」
例外が1つ。「管に◯本収めた場合の1本あたりの許容電流」だけは解いてください。基本値×係数の掛け算1回です(S級の表)。
当日の持ち物と解く順番
- 顔写真付きの公的証明書(運転免許証など)を必ず持参。CBT方式は受験票が無く、これが無いと受験できません。
- 試験時間は120分、50問。捨てる問題を飛ばせば時間はかなり余ります。
- 問31〜50(配線図)から先に解く。図記号と数値で取れる問題が固まっていて、ここが得点源だからです。
- 次に問21〜30(施工・検査・法令)。その次に問11〜20。
- 問1〜10は最後に残った時間で埋める。空欄にはしない。
- CBTは画面上で見直しフラグが付けられます。迷ったら即フラグを付けて次へ。